Audio~上位モデル譲りの高音質設計
■最大出力175W※ 7chディスクリート・パワーアンプ
ダビングステージにおいて映画制作者が聴いているサウンドのスケール感と豊かな情報量をありのままに再現するために、Hi-Fiオーディオアンプの設計思想を継承した全チャンネル同一構成のディスクリート・パワーアンプを搭載しています。
AVR-X1700Hにおいては、最も重要なパーツの一つであるパワートランジスタをパーツメーカーと共同開発し、半導体内部の回路パターンにまでこだわった高音質素子を作り上げました。その結果、サウンドマスターが目指したシャープな音像、高い分解能、しなやかな表現力を実現しました。
そして、パワーアンプ基板の信号ライン、電源供給ラインの低インピーダンス化、およびパーツ配置の最適化により、ノイズの影響を最小化しています。
※ 6Ω、1kHz、THD 10%、1ch 駆動
■Dolby Atmos/DTS:X に対応
AVR-X1700Hは、新世代のオブジェクトオーディオ技術「Dolby Atmos」、「DTS:X」に対応。従来の水平方向の空間表現に加え、頭上にも隙間なく展開する立体的な音響空間に包み込まれることにより、まるで映画の世界に入り込んだような、かつてない臨場感を得ることができます。
また、AVR-X1700Hは従来のステレオや5.1ch、7.1chのソースを再生する際にも「Dolby Surround」および「Neural:X」により、立体的な3Dサウンドにアップミックスして楽しむことができます。
■MPEG-4 AACに対応
AVR-X1700Hは、新4K/8K衛星放送で使用されている音声フォーマット、MPEG-4 AAC(ステレオ、5.1ch)のデコードに新たに対応。4Kや8Kの超高解像度な映像を臨場感豊かなサラウンドサウンドと共に楽しむことができます。
■Dolby Atmos Height Virtualizer、DTS Virtual:Xに対応
AVR-X1700Hは最新のバーチャル3Dサラウンドテクノロジー、Dolby Atmos Height Virtualizer およびDTSVirtual:Xに対応。ハイトスピーカーやサラウンドスピーカーを設置していない環境においても、高さ方向を含むあらゆる方向からのサウンドに包み込まれるイマーシブオーディオ体験が可能になります。
3Dサラウンドフォーマットの信号はもちろん、ステレオや5.1ch信号に対しても適用することができるため、従来のコンテンツも立体的なサウンドで楽しむことができます。
Video~8K Ultra HD / HDR10+ / eARCに対応
■8K/60Hz、4K/120Hzに対応するHDMI入出力
8K/60Hzと4K/120Hzの映像信号に対応するHDMI入力を3系統、出力を1系統装備しており、新4K8K衛星放送や動画配信サービス、最新ゲーム機の超高精細かつ滑らかな映像美をハイクオリティなサウンドとともに存分に楽しむことができます。
また6入力/1出力すべてのHDMI端子が最新の映像コンテンツに対する著作権保護技術「HDCP 2.3」に対応しています。
※HDMI 4/5/6の入力端子が8K60AB、4K120AB(最大40Gbps)の入力に対応しています。
※8K対応プレーヤーを接続する際は、"Ultra High Speed HDMI"ケーブルをご使用ください。
■HDR(ハイダミックレンジ)対応
AVR-X1700Hは、映像のダイナミックレンジを拡張する「HDR(High Dynamic Range)」映像信号のパススルーに対応しています。HDR10、Dolby Vision、HLG(Hybrid Log-gamma)に加えて、HDR10+およびDynamic HDRにも対応しているため、パッケージメディア、ストリーミング、放送などソースを問わず表現力豊かなHDR映像を楽しむことができます。
■ALLM、VRR、QMS、QFTに対応
AVR-X1700Hは、ゲームやVRコンテンツ体験の質を向上させるHDMI 2.1の新機能「ALLM(Auto Low LatencyMode)」、「VRR(Variable Refresh Rate)」、「QFT(Quick Frame Transport)」、「QMS(QuickMedia Switching)」に対応しています。
ALLMはコンテンツの種類に応じて画質とレイテンシーのどちらを優先するかを自動で切り替える機能です。例えばゲームやVRコンテンツを再生する際には、レイテンシーが最小になるよう設定され、操作に対する画面表示の遅れを最小化します。その際AVアンプは、画質調整やi/pスケーラー、オートリップシンクなど、レイテンシーに影響する機能を停止します。
VRRは、PCやゲーム機などの映像ソース機器とディスプレイを同期させ、任意のタイミングでリフレッシュレートを切り替えることを可能にします。これにより画面割れ(ティアリング)やカクつきなしに映像を表示することができます。
QFTは、ディスプレイ側のフレームレートは変更せずに、映像ソース機器からの伝送速度を上げることでレイテンシーを低減し、ゲームやVRコンテンツにおける表示の遅延を解消し、スムーズな映像を実現します。
QMSは、ディスプレイとソース機器のリンクを維持したままフレームレートや解像度を切り替えることを可能にします。これにより従来発生していた画面のブラックアウトや表示の乱れの問題を解決します。
■ARC、eARCに対応
HDMI出力端子は、ARCおよびeARCに対応しています。eARCは、ARCが対応していなかったTVからAVアンプへの5.1ch、7.1chリニアPCM音声やDolby Atmos、DTS:Xなどのオブジェクトオーディオの伝送が可能です。
■8Kアップスケーリング
AVR-X1700Hは、1080pおよび4K解像度のHDMI映像信号を8KにアップスケーリングしてHDMI出力することができます。
※フレームレート変換は行いません。また、アナログ映像入力信号はHDMI信号には変換されません。
Network Audio~HEOS を搭載
■最新のネットワークオーディオ機能を実現するHEOSを搭載
ネットワークスピーカーや、サウンドバー、Hi-Fiコンポーネントなど、デノンの様々なオーディオ製品に採用されているネットワークオーディオのプラットフォーム「HEOS」を搭載。
ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC /Macなど)やUSBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、BluetoothR機器など、多彩な音源を再生することができます。さらに同一のネットワークに接続した他のHEOS Built-inデバイスに本機で再生中の音楽を配信することもできます。
セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで誰でも簡単に行うことができ、Alexaによる音声操作にも対応しています。
■幅広い音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオに対応
Amazon Music HDやAWA、Spotify、SoundCloudなど幅広い音楽ストリーミングサービス※に対応。
ストリーミングサービスでは、これまでのように自分の好きなアーティスの楽曲を選んで再生することはもちろん、最新楽曲から往年の名曲まで、音楽のジャンル、時代、その日の気分などで選べる多種多様なプレイリストが豊富に用意されているため、新たな音楽との出会いの可能性が無限に広がります。
また、音楽、トーク、ニュースなど世界中のインターネットラジオも楽しむことができます。MP3、WMA、AACフォーマットで配信されている放送に対応しており、「TuneIn」のデータベースからジャンルや地域、言語などをもとに簡単に検索することができます。
※サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。
■Amazon Alexaに対応
Amazon Alexaによる音声コントロールに対応しています。Amazon EchoなどのAlexaが利用可能なデバイスに話しかけるだけで再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、Amazon Musicの楽曲から曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することができます。
また、インターネットラジオの放送局を音声で呼び出すこともできます。
■5.6 MHz DSD & ハイレゾ音源対応
ミュージックサーバーやUSBメモリーに保存したDSDファイル、ハイレゾ音源の再生に対応しています。DSDファイルは5.6MHzまで、PCM系ファイルは192kHz/24bitまで再生することができます。
さらに、DSD、WAV、FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応。クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても曲間で音が途切れることがありません。
■AirPlay 2対応
iPhoneやiPad、Macなどから手軽に音楽を再生できる「AirPlay 2」に対応。Apple Musicやアプリなどの音声をAVR-X1700Hで楽しむことができます。
また複数のAirPlay 2対応機器によるマルチルーム再生にも対応しています。さらに、「ホーム」アプリ上でAVR-X1700Hをアクセサリとして追加すると、Apple Music※やiPhoneのライブラリの曲をSiriによるボイスコントロールで再生することができるようになります。
※サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。
■Bluetooth受信機能
スマートフォンやタブレット、PCなどのBluetooth(A2DPプロファイル)対応機器からのワイヤレス音楽再生に対応。AVRCPプロファイルにも対応しているため、本機のリモコンで再生、一時停止、スキップなどの操作を行うこともできます。
最大8台までのBluetooth機器とペアリングすることができます。再生にも対応。クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても曲間で音が途切れることがありません。
■Bluetooth送信機能
AVR-X1700HはBluetooth送信機能も搭載しており、本機で再生中の音声をBluetoothヘッドホン等でも再生することができます。たとえば、リビングのスピーカーで再生している音楽をキッチンで家事をしながらヘッドホンで一緒に聴いたり、夜間などスピーカーで大きな音が出せない時間帯にBluetoothヘッドホンで映画を楽しんだりすることができます。
※ AVR-X1700Hからはヘッドホンの音量を調整できません。音量調整機能付きのBluetoothヘッドホンをご利用ください。
※ Bluetooth受信機能とBluetooth送信機能を同時に使用することはできません。
Usability~多彩な機能を使いやすく
■iOSデバイス / Android対応リモコンアプリ 「Denon 2016 AVR Remote」
iPod touch / iPhone / iPad、Androidスマートフォン、タブレット用リモコンアプリ「Denon 2016 AVRRemote」に対応。同一ネットワーク内のモバイルデバイスからAVR-X1700Hの操作や設定を行うことができます。
■誰でも簡単にセットアップができる「セットアップアシスタント」機能
スピーカーの接続や設定、入力機器との接続、そしてネットワークの設定など、初期設定をテキストと画像でわかりやすくガイドする「セットアップアシスタント」機能を搭載しています。
■クイックセレクトプラス機能
本体、およびリモコンのクイックセレクトボタンに入力ソース、音量、サウンドモードの設定などを記憶することができます。次に再生するときは、登録してあるクイックセレクトボタンを押すだけで、記憶しているさまざまな設定を一度に切り替えることができます。クイックセレクトプラス機能は、ゾーンごとに記憶が可能です。
その他の機能・特長
■小さな音は明瞭に、急に出る大きな音は小さく抑え深夜の視聴などに便利な「Audyssey Dynamic Volume」
■小さな音量でも臨場感を損なわない「Audyssey Dynamic EQ」
■圧縮音源を原音に近い状態に復元する「リストアラー」
■レコードプレーヤーを接続できるMM型カートリッジ対応Phono入力を装備
■2系統のサブウーハープリアウトを装備
■3D映像伝送に対応
■HDMIコントロール(CEC)対応
■スリープタイマー機能(10~120分)
■オートスタンバイ機能(15 / 30 / 60分)